河上山 神通密寺 実相院

 九州の嵐山と称される河上峡を見下ろす実相院。その長い歴史は、奈良時代の高僧・行基が和同五年(712)に開山したことに始まります。

 

 

実相院本堂
実相院本堂

河上山実相院の由来

九州の嵐山と称される河上峡を見下ろす実相院。その長い歴史は、奈良時代の高僧・行基が和同五年(712)に開山したことに始まります。その後、寛治三年(1089)に与止日女神社の社僧・円尋が堂舎「河上山別所」を建て安元二年(1176)より「河上山神通密寺」と称されました。 

 建暦元年(1211)天台宗から真言宗に転じ、北条泰時をはじめ諸大名に信仰され、佐賀藩龍造寺家や鍋島家の祈祷寺にもなりました。やがて神通密寺は十二子院と272の末寺、肥前の国一宮である与止日女神社を治めることになったのです。 

 実相院は神通密寺を構成する子院でありましたが、文明十八年(1486)頃より一山を代表する寺院になりました。今も残る天皇の使者を迎えた勅使門や石垣からも、当時の隆盛ぶりや格式の高さがうかがわれます。 

 

実相院お経会4月10~20日
実相院お経会4月10~20日

令和5年のお経会 読経時刻

10日は初夜、11日~18日は昼、19日は昼・夜、20日は最終日 

読経を、行いますので、御参詣下さい。

尚、入堂は、昼1時より 夜8時より

受付は、随時承っております

実相院仁王門 江戸時代前半
実相院仁王門 江戸時代前半
実相院八十八ヵ所
実相院八十八ヵ所
実相院勅使門
実相院勅使門
実相院石垣
実相院石垣

冬の実相院


2020.2.1

ブロック壁完成しました。

 

 

2019.8.26  北部豪雨災害

2月3日 節分

 

 

1月7日 大般若

12月29日餅つき


お経会 毎年4月10日~20日

歴史  堀川天皇の寛治3年(1089)河上社の社僧円尋が如法経会を始めた。天台宗の禅定法を行い、法華経を書写して経塚に納経した。これより約930年絶やすこと無く今日まで伝承されてい る。

 

行事  

9日午後 禁酒入り 

10日 道場清め式 御輿内に

          一字一蓮の法華経八巻

          を納める

11日 当山 先師法要

12日 大般若経飾り

13日 大般若経会

14日 午後 経紙清め式

            (川上川にて)

15日     お経水汲み式(写経

            の水) 経巻渡し式

16日 立筆式(写経の書き

          初め式) 

17日 書写経(法華経八巻)

18日 写経 

19日 経筒納め式 御輿内の一字一蓮の法華経八巻ととりかえる

20日 お経送り 経塚納経

 

 


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河上山実相院

〒840-0214

佐賀県佐賀市大和町川上947

TEL09037331502